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WINDOWS
Microsoft Windows(マイクロソフト・ウィンドウズ)は、アメリカ合衆国|米国マイクロソフトが開発及びライセンス販売を行うコンピュータのオペレーティング環境(Windows3.0まで)及びオペレーティングシステム(Windows3.1以降)である。「Windows」は、これまで同社から出荷された数多くのオペレーティング環境及びオペレーティングシステム (OS) に付けられているシリーズ名である。「Microsoft Windows 3.x|Windows 3.0」や「Microsoft Windows NT|Windows NT」(ウィンドウズ・エヌティー)、「Microsoft Windows XP|Windows XP」(ウィンドウズ・エックスピー)、「Microsoft Windows Vista|Windows Vista」(ウィンドウズ・ビスタ) などの連続した製品を総じて指し、それぞれの間で改良・機能追加が施されている。
Windowsの特徴
グラフィカルユーザインターフェース (GUI)を採用し、主に「インテル (企業)|インテル・アーキテクチャ」と呼ばれるマイクロプロセッサ|プロセッサを搭載したコンピュータで動作する。Application Programming Interface|APIの統一などによる、ハードウェア抽象化の徹底によりコンピュータ・アーキテクチャ|アーキテクチャの異なる機種でもアプリケーションなどが同じバイナリで動作すると考えられたが、実際にはPentium(80x86互換CPU)など特定のアーキテクチャに限られる。そしてWindows NT系においては各種システム向けのコンパイラを利用することで単一のソースコードで全てのアーキテクチャで使うことが可能とされている。ただし、Windows NT系でもWindows 2000以降はインテル・アーキテクチャ系のWindowsしか発売されておらず、検証は出来ない状況にある。パソコン用市場においては、パソコンのセット・部品メーカー、ソフトウェア開発企業がWindowsへの対応と互換性を念頭において製品開発を進めているため、市場におけるコンピュータソフト・ハードとの互換性・対応数はOSの中で最も高い。店頭のメーカー製パソコンにプレインストール販売することに成功し、パソコンの入門者・初期導入者をユーザーとして得たことから、パソコン用としては世界一の一覧|世界一の販売数、パソコン市場のOSシェアでは約95%という驚異的な数字を誇る。Windowsの操作法を知るユーザーと対応ソフトウェア・ハードウェアの多さから、サーバーなどパソコン以外の市場においても大きくシェアを伸ばした。頑ななまでに互換性を重視した設計が特徴で、最新のWindows Vistaであっても、Windows3.1以前に向けて作成されたアプリケーションもネイティブに動作することが多い。UNIXに比べ安定性やセキュリティの面で批判されることが多かったが、近年においては、セキュリティや信頼性・安定性の面でもマイクロソフト社による改善が進み、Windows XP以後は大きなバージョンアップもないため、古くなったパソコンの買い替え需要とともに安定した販売を記録している。なおマイクロソフト・インテル両社の組み合わせはWindows搭載パソコンの大多数を占め、パソコン市場全体で見ても圧倒的な規模に達するため、特に(俗に)Wintel|ウィンテルと呼ばれることもある。
歴史
今でこそグラフィカルなインターフェイスが特徴のWindowsだが、初期のMicrosoft Windows 1.0|Windows 1.0では、主にMS-DOS上で動くプログラムマネージャーとしての性格が強かった。当時のマシンの解像度の低さから、1.0では現在のようにウィンドウを重ねる機能はなく、タスクの切り替えとともにプログラムを使う必要があった。実際にウィンドウの重ね合わせが可能となったのは後続のMicrosoft Windows 2.0|Windows 2.0である。メモリ管理も改良された2.0では、パソコンでより多くの複雑なプログラムが動作できるようになった。Windowsが広まり始めるのは、Microsoft Windows 3.x|3.0になってからである。3.0では、インターフェイス、タスク管理、メモリ管理など、各種機能が網羅的に強化された。日本では、当時のDOS/Vブームとともに後継である3.1がブレイクすることになった。サードパーティ製のソフトウェアも徐々に増え、不足していたネットワーク機能などが供給されるようになってきた。その後、爆発的なブレイクとなった1995年のMicrosoft Windows 95|Windows 95では、32bitに対応し、ほとんどの作業がGUI環境上で行えるようになるなど、本格的な改良が施された。多くの場合、パソコンの普及の年とされるのはこの年である。Windows 95からその後のWindowsシリーズでは、GUIも特に変更されることなく、多くの操作において95のものが基盤となっている。ただし、MS-DOS上でWindowsが動作するという特徴は、下位互換性を意識してそのまま残されている。一般にまで広く普及していったWindowsだが、実際の動作中の安定性についてユーザーから疑問に持たれることも多く、ふとした操作から突然青いエラー画面(ブルースクリーン)が表示され、いままでの作業が消えてしまうなどの現象が発生することもあった。その後、後継としてMicrosoft Windows 98|Windows 98、Microsoft Windows Millennium Edition|Windows Meが発売されるが、どちらもMS-DOS時代からの16bitなコードはそのまま残されたままであった。特にWindows Meは、Windows 95のコードを引き継いだままマルチメディアなど多数の機能を追加したために、多くのシステムリソースを消費するWindowsとして知られることになる。なお、これらはまとめてWindows 9x系|9x系と呼ばれる。マイクロソフト社は、これらのWindows 9x系列とは別に、32bit環境で新たなOSの開発にも取り組んでおり、その結果登場したのがMicrosoft Windows NT|Windows NTである。Windows NTでは、Windows 3.1系統のGUIと同一のGUIを採用したが、内部コードは新規に開発が行われた。なお、Windows NTがWindows 95系統のGUIを採用したのはバージョン4.0からである。(そもそもNTリリース時に95は存在しなかった)マイクロソフト社は本格的なビジネスユースへの進出を目指してWorkstationとServer版を販売したが、一般での知名度は他の製品に比べ低かった。その後に登場したMicrosoft Windows 2000|Windows 2000は、Windows NTのコードをベースとして作られており、俗に「Windows NT系|NT系」と呼ばれる。この時点で、98のコードをベースとしたWindows Meも同時に開発が進められ、販売された。Windowsには、ここまででMS-DOSのレガシーなコードを備え続ける95系と、まったく新たに開発が進められたNT系の2種類が存在していたことになる。Microsoft Windows XP|Windows XPでは、主にWindows 2000をベースとしながら、Windows Meにのみ存在した機能を付加し、これまでのWindows向けソフトウェアの実行をエミュレートできる互換機能を付け加えて、Meと2000両方の後継製品として開発された。コンシューマに対応するHome Editionと、ビジネスユースに対応するProfessionalが最初に登場し、それぞれ95-98-MeとNT-2000の領域で、前のOSに替わるものとなった。現在、パソコン市場において最も広く使用されているWindowsはWindows XPである。その後、サーバー向けに特化して強化されたMicrosoft Windows Server 2003|Windows Server 2003のライセンス販売も開始された。またWindows XP発売以降約5年ぶりとなるOS、Microsoft Windows Vista|Windows Vistaも2006年11月にライセンス販売が開始され、2007年1月30日に一般販売が開始された。余談ではあるが、Windows 1.0の開発・発表当時ビル・ゲイツ氏は「AT&Tやヒューレット・パッカード、ソニーなど有力メーカーにMacintoshのOSをライセンスをすべきで、私自身も協力を惜しまない」と当時のアップルコンピュータ|米アップルコンピュータ社CEOのジョン・スカリー|スカリー氏等に書簡を送っている。CEO自身はライセンスの可能性を模索・検討し、ビル・ゲイツ氏は開発凍結まで視野にいれていたほど本気だったようだが、技術陣の猛烈な反対にあい、氏の提案はご破算となった。この決断は後にスカリー最大の失策とよばれ、もしMac OSのライセンスをおこなっていたならば、現在のパソコンOSの様相は異なる物になっていただろう。
Windowsの種類
*MS-DOS系
Microsoft Windows 1.0|Windows 1.0 (英語版は1985年11月18日に発売)
Microsoft Windows 2.0|Windows 2.0 (英語版は1987年12月9日に発売)
* Windows/386 2.0
* Windows 2.1
* Windows/386 2.1
Microsoft Windows 3.x|Windows 3.0 (日本版は1991年1月23日に発売)
* Windows 3.1
Microsoft Windows 3.x#ネットワーク/インターネット|Windows for Workgroups 3.1 (英語版のみ1993年11月8日に発売)
* Windows for Workgroups 3.11
*Windows 9x系|9x系
Microsoft Windows 95|Windows 95 (Windows バージョン4.0)(日本語版は1995年11月23日に発売)
Microsoft Windows 98|Windows 98 (同4.1) (日本語版は1998年7月25日に発売)
Microsoft Windows 98|Windows 98SE (同4.1) (日本語版は1999年9月10日に発売)
Microsoft Windows Millennium Edition|Windows Me (同4.9) (日本語版は2000年9月22日に発売)
*Windows NT系|NT系
Microsoft Windows NT|Windows NT Workstation (3.1 3.5 3.51 及び 4.0) (バージョン3.1の英語版は1993年7月27日に発売)
Microsoft Windows 2000|Windows 2000 Professional (Windows NT バージョン5.0) (2000年2月18日(日本時間)に初の日米欧同時発売)
Microsoft Windows XP|Windows XP (Home ,Professional) (Windows NT バージョン5.1)(2001年11月16日に発売)
* Windows XP Tablet PC Edition (2002年XPの派生モデルとしてリリース 2004,2005と続く)
* Windows XP Media Center Edition (2002年XPの派生モデルとしてリリース北米・韓国先行発売 2004日本語版リリース,2005と続く)
* Windows XP Professional x64 Edition (2005年4月23日にOEM発売)
Microsoft Windows Server 2003|Windows Server 2003 (Windows NT バージョン5.2、サーバ用途向け) (2003年4月24日に発売)
Microsoft Windows Vista|Windows Vista (Home Basic,Home Premium,Business,Ulitimate) (Windows NT バージョン6.0) (2007年1月30日に発売)
Windows Server "Longhorn" (2007年若しくは2008年に発売予定)
Vienna(開発コード名。以前の開発コード名は「Blackcomb」)(2009年頃に発売予定)
:また、Windows NTライクなオープンソースOSとしてReactOSがあるが、マイクロソフトが開発しているOSではない。
*ポケットPC、ハンドヘルドコンピュータ|ハンドヘルドPC、家電、スマートフォン・PDA、組み込み用
Windows CE
*Windows Mobile
*Windows Mobile software for Portable Media Center(Windows Mobile向けMediaCenterEdition)
Windows Embedded
*Windows XP
*Windows CE
*Windows NT
